国内外の旅行で、年々利用者が増えている新しい宿泊スタイルの「民泊」。
民泊とは、ホスト(貸し手)がゲスト(借り手)に空き部屋を有償で貸し出すサービスのことをいいます。
旅行の際にホテルや旅館ではなく、民泊を利用することでその土地の人々の生活に直にふれたり、ホストやその家族たちとのコミュニケーションを楽しんだり、さまざまな体験ができると人気を集めているんです!
そんな民泊を利用するためには、まず通称「民泊サイト」と呼ばれるサイト上から宿の予約を取る必要があります。そこで今回は、海外旅行の際に役に立つ「民泊サイト」をいくつかご紹介したいと思います!
民泊サイトって、どういうもの?
まず、「民泊サイト」とは、どのようなものを指すのでしょうか。
通称「民泊サイト」と呼ばれるこのサイトは、「空き部屋を貸したいホスト」と「民泊を借りたいゲスト」を繋ぐ、仲介サイトの役割を果たしています。
つまり、「民泊サイト」を利用することで、希望の日時や場所を選んで気軽に宿泊できる物件を探すことができる便利なシステムなんです!
また不慣れな海外旅行先でのトラブルは誰しも避けたいものですよね。そんなときにも強い味方になるのが、この「民泊サイト」のサービス。
ホストとゲストの間に起こったトラブルの仲裁をしてくれたり、幅広いコンシェルジュ・サービスを行ってくれたりと、サイトによってそれぞれの特色があります。
比較して選ぼう!世界の主要な民泊サイト
以上のように、民泊をスムーズに利用できる便利な民泊サイト。
民泊が広く知られ利用者が増えるにつれて、さまざまな会社が民泊サイトを運営し始めました。
そこで、「どの民泊サイトで検索すればいいかわらかない」という方のために、業界最大手のAirbnbをはじめそれぞれのサイトの特徴についてご紹介します!
Airbnb(エアビーアンドビー)
民泊サイトの最大手といわれ、世界的に利用者が増加し続けているサイトです。
2008年にアメリカで生まれたこのシステムは目を見張るような成長を続け、2017年5月には世界190カ国、65,000以上の都市で計300万以上の物件が登録されています。
圧倒的な登録物件数により、利用したい民泊施設を高確率で見つけられます。
HomeAway(ホームアウェイ)
旅行予約のオンラインサイト「Expedia」が運営。日本版サイト「HomeAway.jp」が用意されているため、日本人でも簡単に予約を取ることができます。
世界に100万件以上の物件を掲載しているだけでなく、体験(Experience)を検索することも。Romantic、Nightlife、Adventureなどのジャンルから、ワクワクできる体験を探してみましょう!
また、HomeAwayには50もの提携サイトがあり、VacationRentals.com(バケーション・レンタル・ドットコム)やVRBO(バケーション・レンタル・バイ・オーナー)などもその一つです。
Flipkey(フリップキー)
TripAdvisorという世界最大手の宿泊口コミサイトが運営し、世界10,000以上の都市に約30万件の物件が登録されています。
アメニティに関する検索機能が充実していたり、半年分の予約がカレンダー表示されていたりと、サイト内での操作が分かりやすいのが特徴です。
TripAdvisorは他にも民泊サイトを運営しており、世界150カ国以上、約40万件以上の物件が登録されているHoliday Lettings(ホリデー・レッティングス)や、スペイン語のみで展開されているNiumba(ニュンバ)などがあります。いずれもTripAdvisorの口コミが見られることが大きな魅力。
さらに2016年にはヨーロッパ最大級とされる民泊サイトHouseTrip(ハウストリップ)も運営開始。全世界20,000都市、30万件以上の物件が登録されています。
ホストの手数料が無料なので、これから先も民泊登録数がどんどん増えていくかもしれませんね。
Agoda(アゴダ)
シンガポールに本拠地があり、アジアを中心に人気が高い宿泊予約サイト「Agoda」。
世界中に140万もの施設を取り扱い、39言語でサービスを展開しています。日本にも大阪や福岡をはじめ札幌、沖縄などでオフィスを構え拡大中。万一のときでも安心して利用できますね。
民泊で刺激的な旅行に!
以上、海外の民泊サイトをご紹介しました。海外旅行はパッケージツアーとして販売されていることが多いですが、自分で飛行機や宿を手配してみるのも、新しい旅行の楽しみ方かも。
民泊は現地の人々とふれあったりその土地に根付く暮らしを体験できたりと魅力がいっぱい!また海辺に佇むコテージやコンテナハウスなど、普段は泊まることのできない物件もあふれています。
いつもの旅行にドキドキとワクワクをプラスしたい方には、民泊がオススメです!