宿泊施設として民泊を利用したいゲストに対して、自分の持ち家や部屋を貸し出すホスト。
ホストはどんな体験ができるのでしょうか?
普段出会えないような人々との交流、ゲストとのコミュニケーション、投資として民泊を運用する・・・などなど、挙げたらキリがありません。
しかし、ホストになるにはさまざまな準備が必要だったり、対応の仕方を考えたりと不安なことがいっぱい出てくるのも事実です。
そこで今回は、Airbnbで民泊のホストをやってみたい人の不安を解消する「5つの方法」をご紹介します!
Airbnbでホストになるための方法
Airbnbでホストになるのは意外と難しくありません。登録する部屋があれば、10分程度でホストの登録を行うことだって可能です!
Airbnbに民泊(部屋)の情報を登録しよう!
Airbnbでは、宿泊できる部屋や施設全般を「リスティング」と呼びます。Airbnbのマイアカウントのページから、リスティングを作成・登録しましょう。その際に部屋の説明やベッドの数、泊められる人数、アメニティの種類など、細かく書いておいた方がゲストがわかりやすくて親切ですね。
また、宿泊料金も自分で決めることができます。ゲストが泊まりやすい価格にするか、自分がほしい価格にするかは自由なので、好きな価格に設定しましょう。
ひと通り書き込めたら、晴れてAirbnbのホストデビューです!
ホストが抱える代表的な5つの不安・・・。その解消方法は?
Airbnbのホストになるのが簡単とはいっても、不安はいくらでもありますよね。
ホストになった人の多くが不安に思うポイントと、その解消方法を5つ解説します!
ホストの不安その①会ったこともない人を泊めて、安全面は大丈夫?
ホストになるということは、見知らぬ人を家に泊めるということ。新しい人から予約を受け付けるたびに「この人は信用できるだろうか…」と不安に思うのは疲れちゃいますよね。
Airbnbではそういったホストの不安を軽くするために、いくつかの取り組みをしています。
●ゲストのプロフィールが見られる
●ゲストの評価(レビュー)が見られる
●ID認証の可否
ゲストのプロフィールや、これまでAirbnbで利用した民泊のホストが書いたゲストへの評価を、誰でも確認することができます。
またID認証は多くの情報をAirbnbに登録している安心できるユーザーかどうか、ということがわかります。
ホストの不安その②部屋のものを壊されたり、盗まれたりしないか心配
私物を破損・盗難されないかというのも心配の種。親しい友人なら文句も言えるしまだ許せるかもしれないけど、見ず知らずの人は許せないというのが人の心理。そんなときのために、Airbnbには2つの保証があるんです!
ホストが設定できる保証金
窓ガラスが割られたり、家具を壊されたりと、ゲスト滞在中に起きたトラブルのための保証金です。あらかじめリスティングに追加しておけば、ゲストのチェックアウトから14日経過するまでに申請することで、ゲストから支払いを回収することができます。Airbnbが仲介に入ってくれるので、回収を心配することはありません。
ホスト保証
ゲストが保証金を支払えない事態になったときにAirbnbから補償してもらえるシステム。上限金額は1億円までと高額のため、よほどのことがあっても大丈夫そうです。あまり使われる機会はありませんが、いざいというときに助かる制度ですね。
ホストの不安その③ゲストへの宿泊代の請求はどうするの?
「お金はどのタイミングでもらえばいいの?」「ゲストと親しくなったあとだったら言いづらいなぁ」と思う方もいるのでは。
Airbnbでは、ホストからゲストへお金を直接請求する必要はありません。支払い関係はすべてAirbnbのシステムで自動的に行われるからです。実際に、ゲストは予約時に支払いを済ませており、そのお金はチェックインから24時間後にホスト側に送金される仕組みになっています。
ホストの不安その④部屋が魅力的とは言えないけど、ゲストは来てくれるの?
部屋の内観は、Airbnbでゲストを呼ぶためにもっとも重要な部分と言われています。インテリアや写真がイマイチだったら、誰も予約してくれないのでは・・・と不安に感じちゃいますよね。
そんな人のために、Airbnbはプロのカメラマンに写真を撮ってもらえるサービスがあるんです!部屋の写真を撮るプロなので、写真の見栄えも素人では出せないような仕上がりで用意してくれます。部屋の広さや内装に不安があるとしても、ゲストへの対応でフォローすればOKです。
ホストの不安その⑤英語が苦手だから、海外ゲストに対応できるか不安
日本で民泊を利用するゲストの多くは、海外からの旅行者という実情。そのため、民泊を始めたいけど英語が苦手だからと諦める方も少なくありません。
英語が話せないとゲストに満足してもらえないんじゃないか?部屋のルールを理解してもらえないんじゃないか?と不安に思ってしまうのも当然でしょう。
しかし、英語を話せなくてもそこまで心配する必要はありません。英語が分からないホストでも人気を得ている例はいくらでもあります。大事なのはゲストを暖かく迎え入れることや、ゲストに楽しんでもらいたいという姿勢です。
Airbnbにはテキスト翻訳機能もあるので英文も多少はなんとかなりますし、必要最低限のやりとりはできます。また民泊で使われる会話も大きく分ければいくつかのパターンに分けることができるので、例文集のようなものをインターネットで探すのもいいでしょう。
それでも不安なら、ゲストとのメッセージや鍵の受け渡し対応を代行してくれる「民泊運用代行サービス」を利用するというのも一つの手かもしれません。
まずはチャレンジ!Airbnbホストになってみよう!
Airbnbでホストになろうと思うと、たくさんの不安要素が浮かんでくることは確かです。もしかすると、ここでは挙げていない不安もたくさんあるかもしれません。
それでも、AirbnbのサイトのQ&Aや問い合わせ機能など、適切なプログラムを使えば解消できることも多くあります。
不安に負けず、ホストにチャレンジすることで、多くの良き出会いを経験できるはずです!