民泊に興味がある方なら、Airbnbというサイトを聞いたことはありますか?
目にしたことはあっても、読み方がわからないという方がいるかもしれません。
Airbnb(エアビーアンドビー)とは、ホスト(家主)がAirbnbに登録した部屋や家をゲスト(旅行者)に宿泊所として貸し出すサービスを提供しているサイトのことです。
民泊したいゲストと家に宿泊して欲しいホストをつなぐ、民泊のマッチング機能を果たしています。主に海外からの旅行者に人気のサービスですが、近年では国内からの旅行者からも人気を集めています。
今回はホストを目指す方に向けて、民泊運用を行うにあたりAirbnbに登録するメリットや登録方法について紹介します。
そもそもAirbnbってどんなサイト?
民泊運用を始めてみようと思いついたところでまず立ちはだかる問題は「どうやって集客しよう?」という点ではないでしょうか。集客方法としてオススメするのが、Airbnbへのリスティング登録です。
Airbnb(エアビーアンドビー)は2017年8月現在、世界191カ国に利用者がいるサービスです。
宿泊希望者(ゲスト)と提供者(ホスト)とをつないでくれるAirbnbは、その利用者の多さから民泊サイトの最大手といわれることもあり、自分の物件を登録するだけで集客につながります。始め方も簡単で、Airbnbのアカウントを作成し、必要な情報を入力するだけ。
宿泊者に提供できる物件を所持していない人でも、Airbnbに自宅の部屋を登録して貸し出すことが可能です。
Airbnbでは、1つの物件をまるまる貸し出すタイプのほかに、居住空間を共有する“シェアルームタイプ”、宿泊者だけが使える個室+バス・トイレが共有の“個室貸し出しタイプ”もあります。家の一部またはすべてを共有するタイプは、自然と宿泊者との会話も増えるため、交流を深めたり広げたりしたい人にオススメです。
安心&便利! Airbnbに登録するメリット
Airbnbにホストとして登録すると、さまざまなメリットがあるのをご存知でしょうか。
具体的なメリットの内容についてご紹介します。
集客がしやすい
Airbnbに登録する一番の魅力は、集客のしやすさから収入に結びつきやすい点ではないでしょうか。Airbnbは世界的に広く展開されている最大規模の民泊サイトのため、利用者の数も増加中。安定して宿泊客を獲得できれば、家賃収入のような定収入を得られます。
日本は年々海外からの観光客数が増加しており、2020年の東京オリンピックに向けて宿泊需要がますます高まるといわれています。民泊を運用し始めるなら今がチャンスです!
ホスト補償がある
Airbnbに登録すると、Airbnbが提供している補償制度を利用できるようになります。
それは「ホスト保証」と「ホスト補償保険」の2つ。
2つの補償制度の違いは、ホストがどの立場になるかが大きなポイント。ざっくり言うと、「ホスト保証」はホストが被害者になったケースで適用されることが多く、一方「ホスト補償保険」はホスト以外の第三者が被害者となった場合に有効です。
ホスト保証の例
例:ゲストが宿泊中に備品を壊したなど
ホスト保証が適用されれば、壊れた備品を新しく買い換えたり修理したりなどの費用をカバーできます。あくまで「保証(補償)」であり、「保険」ではありません。そのため、家主や物件に対する保険の代わりとしては使えません。
ホスト補償保険の例
例:ゲストが浴槽のお湯をあふれさせて、階下の人に水漏れの迷惑をかけた
こちらもAirbnbのホスト補償保険に入っていれば利用できるものです。階下の人の家具や部屋の天井などの修理費用に充てられます。
支払いの手続きが簡単
見知らぬ人に部屋を貸すという民泊で、避けたいのが支払いのトラブル。Airbnbならゲストは宿泊前にAirbnb側の支払いシステムですでに決済を終えているため、料金の踏み倒しや未払いなどの問題が起こらず安心です。
海外観光客と交流できる
Airbnbはグローバルサイトなので、登録者は海外からの旅行者が占める割合が大きいという特徴があります。シェアタイプや個室タイプのお部屋であれば、ゲストとして訪れる海外観光客と交流できる機会が増え、国を超えて交友関係が広がるでしょう。
無料&簡単!Airbnb登録で民泊ホストデビュー!
では早速、登録に必要なものや流れについてご説明します。
1.アカウントを作成する
Airbnbに登録するには、まずアカウントの作成が必要です。Airbnb専用のアカウントのほか、FacebookやGoogleアカウントでも登録が可能です。こういったSNSアカウントをお持ちの方は、それで登録すれば手間がかかりませんね。
FacebookはAirbnbのゲストとのやりとりもできるため、もしまだ持っていないのなら、この機会に作っておくと便利です。
SNSのアカウントを利用しない場合は、トップページから「アカウント作成」をクリックし、メールアドレス・名前(フルネーム)・パスワードを設定し登録手続きを行います。
2.プロフィールを設定する
民泊を利用するゲストとしては見知らぬ人の部屋に宿泊するため、少なからず不安はあるもの。そのため、ホストはゲストの不安を解消してあげる必要があります。
プロフィール写真には自分の顔がわかる画像を掲載し、趣味や特技など、人柄がわかるような内容も記載しておくとよいでしょう。Airbnbユーザーは海外の方が多いため、英語で記載しておくのもオススメです。
3.プロフィール認証で信頼度をアップ
Airbnbにはプロフィール認証というシステムがあります。認証に必要な項目は以下の通りです。
・メールアドレス
・電話番号
・Facebook(友達の人数も)
・レビュー
・オフラインID
オフラインIDとは、パスポートや免許証などの身分証明書を指します。この認証を行なっているかどうかはプロフィール画面にも表示されるため、ゲストが宿泊先を選ぶときに大きな参考材料になるのです。認証のためにAirbnbへ提供した情報は、プロフィール画面に表示されることはありません。「認証をしているか否か」という情報のみが掲載されます。
プロフィール認証を行うことでゲストからの信頼にもつながるため、各種IDや写真などの登録は忘れずにしておきましょう。
ゲストを増やせて安心補償も!Airbnbに登録して、運用を軌道に乗せよう
民泊運用をするには、何よりもゲストが来てくれなければ話になりません。登録者数が多いAirbnbに登録し物件を掲載させることは、民泊運用を軌道に乗せて収入を得る大きな近道になるでしょう。
また、何かトラブルが起きた際の補償がついていることも、ホストとして安心できるポイントではないでしょうか。
Airbnbの登録方法はとっても簡単。メリットの多い民泊運用をスムーズに行うためにも、ぜひ登録をしてみるのがオススメです。