宿泊の新しいスタイルとして注目を集めている「民泊」は、ホスト(物件所有者)がゲスト(サービス利用者)に部屋を有償で貸すビジネスのことです。
優良な物件にリーズナブルな価格で宿泊できるとあって、旅費を安く抑えたい人などを中心に人気が上昇しています。しかし、安全に利用するためにはいくつかの注意点があります。
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悪質な民泊施設に泊まらないように気をつけよう
宿泊先として人気の民泊
安く泊まれるだけでなく、物件によっては漁業や郷土料理作りなどの貴重な体験ができるのも民泊がもつ醍醐味のひとつです。
しかしながら、民泊施設の中には法律に違反した物件がないとも言い切れず、その点は注意も必要です。どのような民泊が違法なのかということをあらかじめしっかりと知っておき、快適な民泊ステイを楽しみましょう。
違法で悪質な民泊とは
違法で悪質な民泊施設とは、「営業の許可を得ることなく、宿泊施設として営業している施設」のことで、これは法律に反する違法行為です。
メディアでも話題に
民泊施設として営業するためには、旅館業法に基づく営業許可を取ることが必要ですが、申請方法がむずかしいことなどを理由に、無許可で営業を開始する物件もあることが問題になっています。実際にトラブルや犯罪が起きるケースもあり、メディアでも取り上げられています。
海外では民泊の利用者が多い
違法な民泊にはどのような危険が潜んでいるのか
違法な民泊施設に宿泊してしまうと、利用者に危険が及ぶリスクが高くなります。例えばこれまで実際にあった事案として、知らないうちに室内を盗撮されていたり、最悪のケースでは建物の所有者から暴行を受けたという報告もあります。
海外ではメジャーな民泊
違法な民泊を利用することは確かにリスキーですが、だからといってすべての民泊を危険だと決めるのはもったいないことです。なぜなら、悪質な事件を起こしているのは一部の建物所有者だけであり、民泊を利用するゲストに良いサービスを提供してくれる健全なホストもたくさんいるからです。
それに、まだ日本では宿泊施設としてメジャーとは言えない民泊ですが、民泊の歴史が長い欧米ではとてもポピュラーな宿泊施設として広く浸透しています。仲介サイトなどを利用して宿泊したい民泊が見つかったら、積極的にホストとコミュニケーションを取って、安心して利用できる施設かどうかを見極めましょう。
安心して泊まれる民泊施設を見つけることが大事
違法で悪質な民泊の見分け方
民泊を紹介するサイトでは、ゲストが施設を見つけやすいように色々な情報が載っているのが一般的ですが、あまり情報を公開していない建物は無許可による違法民泊の可能性が高いようです。
違法な民泊施設の見分け方にはいくつかあります。中でも特に住所が記載されていない物件や、建物の外観画像が載っていなかったりする施設には警戒が必要です。
いずれにしても、ゲストが物件を選ぶための情報が少なければ、それだけミスマッチ(イメージと違うなど)のリスクが高まるため、あまり優良なホストとは言えないでしょう。ホストとしての経験がまだ浅い可能性もあります。民泊施設を選ぶ際には、実際にその施設を利用した人たちのレビューを見てみることをおすすめします。
優良サイトで民泊施設を見つけよう
民泊施設が紹介されているサイトで良さそうな施設を見つけたら、複数のサイトでも検索してみると良いでしょう。旅館や民泊としてきちんと届け出を出している施設だけをまとめている「STAY JAPAN」のような優良サイトを利用すれば、安心して宿泊できる施設を効率的に見つけられます。
自分の身の安全を守るために
違和感があったら避けよう
民泊施設の情報を見たり、実際にホストとコミュニケーションを取ってみた結果、もし少しでも違和感がある場合には、その施設を利用しないという選択もあります。たとえ営業許可のある民泊であっても、あくまで個人の住宅を有償で提供しているという民泊の特性を正しく理解しておくべきでしょう。
トラブルに巻き込まれないように知識をつけておこう
違法で悪質な民泊施設はほんの一部ですが、トラブルを起こしたことがない民泊施設の中にも違法に営業している所有者は存在します。日本人は危機管理の意識が低いといわれていますので、自分の身は自分で守るという気持ちを大切にしましょう。
民泊の営業許可取得は、ユーザーを守るために不可欠な最低限のルールです。自分自身がトラブルに巻き込まれないことはもちろん、健全な民泊の文化を育むためにも、ゲスト自身が民泊に関する正しい知識を身につけて、かしこく民泊を利用したいものです。